退屈な天井

カテゴリに悩む記事である。
何がって、今回取り上げるのは「写ルンです」
ごく一部の若い人を除けば、使ったことのない人はいないのではないか、
使い捨てカメラ(正式名称は「レンズ付きフィルム」)である。

名前の通り、「レンズの付いたフィルム」であり、それは「カメラ」である
このblogのカテゴリ分けでいうと、写るんですを取り上げるということは
「レンズの話」でもあり、「フィルムの話」でもあり、はたまた「カメラの話」でもあるわけで
まぁ、合わせて「カメラ」だろうということで、「カメラの話」としてみた。

※写ルンですは「レンズ付きフィルム」であって「カメラ」ではない、
 よって「1本、2本」と数える。決して「1台、2台」ではない。
 という話を聞いたので、カテゴリをフィルムの話に変更しました。

 
入手した経緯

shadow

そんなどうでもいい話はおいておいて、今回は写ルンですの話。
普段持ち歩いているカメラは基本、モノクロオンリーな私。
時折他の人の写真を見ては「カラーもいいなあ」と思うのだけれど
結局全プロセスを自分でできるモノクロに落ち着いてしまうのが常。

それなら、写ルンですでも持てばいいんじゃないか?と思い立って
完全に思いつきで◯ックカメラにて購入。
室内でも撮ること多いし…ということで、感度1600のもの。

そんな風に手に入れた直後くらいに熱で倒れて数日間寝たきりだったため
冒頭の写真は、寝飽きて暇を持て余しながら(しかし熱はあるので動けない)
見飽きた天井を撮影したものである。

写るんですは気楽だ

yome in ikebukuro

写るんですはいろいろ気楽である。
まず、ピント合わせなんてものがない。
だいたい写る範囲が見えるファインダーを覗いて、シャッターを切る。
これだけで写真が撮れる。
選択肢は2つ、切るか、切らないか。
それなら、切っておこうじゃないか、ということになる。速写性も最強だ。

ちょっと暗い?じゃぁフラッシュを焚けばいい。
光があたった部分だけが写り、周りは真っ黒に落ちる。
それはいやだからスローシンクロで背景も残るようにして…
そんな難しいことを考える必要はない。選択肢は2つ、焚くか焚かないか。
心配なら焚いておけばいい、そうすれば写したいものは写る。
むしろ、写したいものだけが写る。

気楽だからこそ撮れるものがある

Students

私はノーファインダーが苦手だ
パンフォーカスも苦手だ

どうしても、しっかり合わせたくなってしまう。
しっかり構図を決めたくなってしまう。

しかし、写るんですならノーファインダーも気兼ねなくできる
ピントなんて合わせられないから合わせようとも思わなくなる。
写ルンですで撮る練習をすれば、ピントや構図の呪縛から解き放たれるのではないか…?
なんて、そんなことを考えてみたりもする。

写るんですは記憶を遺すもの

ど・アンダー

写るんですは、写らないところでは写らない(特に暗い場所)
暗いけどさすがにフラッシュは焚けない!なんてところでシャッターを切ると
こんな写真になる。写ってない。いや、でも写っている。

うちの嫁さんがこっち向いて舌を出していることは、写っている。
エスカレーターに乗っていることも、写っている。
後ろの段に乗っている私が撮っているはずなのに
見下げた構図になっていることも、写っている。

しっかりしたカメラでしっかり設定してその瞬間を切りとる
それはとても大切なことだし、私も常々行っているが

綺麗じゃなくたっていいじゃない
まともに写ってなくたっていいじゃない
そのときそこでシャッターを切った、という記憶
それが残るのが、写ルンですの写真だなあ、と
久しぶりに使ってみて感じたこと。

また買って、記憶を遺していこうと思う。
 
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