Leica

 

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■前回までの話

 

モノクロでしか撮らない私が、よく言われる言葉

「なんでモノクロなの?」

これについて私の考えを話そうという企画。

 

前回は、世間はカラーが標準なので「モノクロで撮る意味」を求められる

というところまでお話した。

 

■モノクロで撮る意味

 

「なんでモノクロなの?モノクロで撮る意味って何?」

 

こう問うてくる人がいる。多くは自分も写真を撮っている方である。

そんな人にはこう問い返したい

 

「なんでカラーなの?カラーで撮る意味って何?」

 

railroad crossing

 

写真は引き算と言われている。

その写真で何を表現したいのか、表現したいものを残し

他のものを削っていくことで、表現したいものを浮き立たせることができる。

 

構図を工夫して、余計なものを排除する

背景をぼかして、人物を引き立たせる

主役となる被写体を複数置かない

 

これらは全て、「引き算」をしている

 

では、なぜ「引き算」が必要なのか?

 

写真を撮るということは、自分が見た「その瞬間」を残す行動であって

写真を撮ることが習慣になってくると、今度は「その瞬間の感動」を人に伝えたい

そう思うようになってくる(あれ?ならない?)

 

写真は、そこに写っているものが全てだ。

動きはない、音がするわけでもない、匂いや風を感じることもできない。

だから、「自分の感動」を伝えるためには「自分の感動を生んだもの」を

写真として表現しなければいけない。

(そうじゃない「写真」もあると思う。しかし、私の目指すところはそこなので、

 そういった前提で話を進めさせていただく)

 

そんな中、主役となりうるものがたくさん写っていては、見る人は何を見ていいかわからない

本当に見てほしいものを見てもらえないかもしれない。

 

青い海に感動して写真を撮ったにも関わらず

写真を見た友人に「この船、面白い形してるね!」と言われてしまっては

「そうじゃないんだよなぁ〜!」と、思うのではないだろうか?

(逆に、そういう見方もあるか!という楽しみ方もあるが、それはまた別の機会にでも)

 

伝えたいものがある

だから「引き算」が必要なのだ

 

さて、また話が右往左往している気がするけれど

今日はこのへんで。

 

つづく

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